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面倒くさがりだからこそ、クリーンデスクに始まりクリーンデスクに終わる

日付
2022/05/12
カテゴリー
習慣化・仕組み化
面倒くさがりで気が散りやすい私ですが、だからこそ、デスク上にPCと筆記具以外何も置かないクリーンデスクを徹底しています。
その理由について、ご紹介したいと思います。

朝のクリーンデスクは「シングルタスク」に集中するため

朝の仕事を開始する際に、デスク上に置くのはPC以外ではペンとその時取り掛かるひとつの仕事の資料だけ。
今日中に行う仕事であっても、「今」行うもの以外は引き出しの中にしまい込みます。
それは、「シングルタスク」に集中するため。
一見、同時並行的に進めるマルチタスクのほうが効率よく見えますが、脳のワーキングメモリーを無駄に専有するため、実際には処理能力が落ちてしまいます。
また、ほかの仕事を気にかけながらタスクをこなす状態は、知らず知らずのうちにストレスがかかります。
そのため、毎朝仕事に取り掛かる前に、今日中に行う仕事がシングルタスクで並ぶように交通整理を行うのです。
こうすれば、最小限のものだけが机上に置かれている状態で、効率よくかつストレス少なく仕事を進めることができるようになります。
ひとつのタスクが完了して次のタスクに移る際は、一旦何も置かれていないクリーンデスクの状態に戻すことも行えば、モノの状態と脳の認識(コト)の双方でタスク切り替えが一致するようにもなります。

退社時のクリーンデスクは、「完了の確認」と「明日のプチスタート」のため

1日の仕事を終えて退社する際は、PC以外何も置かれていないクリーンデスクの状態に戻します。
クリーンデスクにしようとすれば、当然その日使った書類は然るべきところに移動させることになります。
翌日も使うものとして上段の引き出しに入れるのか、完了したものとして下段のファイルボックスに保管するのか、あるいはシュレッダーにかけるのか。
クリーンデスクがトリガーとなって、自然と整理整頓がなされた状態になります。
ちょっとしたことですが、クリーンデスクの状態にすることが、1日1日のタスク完了の達成感にもつながることに。
また、翌日最初に取り掛かる仕事で使う資料だけ、一番取り出しやすい引き出しにしまい込みます。
その資料には翌日取り掛かるためのメモ書きを書き込んでおく。
そうすると、取り出しやすい位置にあり、かつ取り掛かりやすい状態にできるので朝イチからスムーズに仕事に入りやすくなります。
退社時のクリーンデスクは「完了の確認」であり、「明日のプチスタート」のためにもなるのです。

まとめ

クリーンデスクというたったひとつのことで、シングルタスクに集中できるようになり、その日の達成感が味わえて、翌日の準備にもつながる。
また、常に最小限のモノだけが机上に置かれたりしまわれたりするので、そもそも手間のかかる片付けが不要となる。
面倒くさがりで気が散りやすい人にこそ進めたい仕事術が、「クリーンデスク」であると言えます。